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20週間でイノベーションが起こせる組織開発ガイド

たった20週間で、バラバラだった個人を一つに束ねビジョンを打ち出す「組織開発」プログラムの赤裸々なノンフィクションあれこれ

コミュニケーションの土壌に欠かせない共感の創り方

58分間で全員が経営者視点になれる方法

医療法人の組織活性化に効く!

イノベーション経営メソッド

[Tue., 9 Sep, 2015] 本日は組織活性化のお志事で、介入先の群馬県でした。こちらも日中は激しい雨でしたが、今は静かなのどかな駅で、新幹線待ちです。
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さて、...いつも目の前の業務に忙殺されて、なかなか将来の見通しが立たない、とお悩みの理事長、経営者さん、マネージャーさん。
 
今回は、その場の全員が"鳥の目"で、まるで空の上から全体を眺めているかのように、組織の全体を把握することが「たった58分間で」出来る方法を紹介します。
 
なぜ、そんなことが可能なのか?
 
その背景には、ビジネスの世界で広く用いられているツールの存在があります。
 
それは「ビジネスモデルキャンバス」という名のシートで、組織がどのように価値を生み出し、そしてどのようにして、顧客や社会に届けるかを考える戦略立案ツールです。
 
ビジネス?
戦略?
組織の価値?(泣)
 
いえいえ、このシートは難しい論理や経済用語は不要ですのでご心配なく。
 
たった1枚のシートの中に書かれた"9つの質問"に、皆で答えていくだけですから・・・。
 
中でも重要な質問は2つ・・・
 
・我々の"顧客"は誰か?
・顧客に提供している"価値"とは?
 
特に"価値"については、次の質問を加えて、サービス/製品の存在意義を明確にすることが重要です。
 
「なぜ自分たちのサービス/製品を選んでくれているのか?」
 
病院組織や医療・社会福祉法人として問うのであれば、
 
・なぜ当院を選んで、受診しに来てくれるのか?
・他の施設でなく、当施設に来てくれる理由とは?
 
医療/社会福祉法人としての存在意義を明確にすると、地域や社会にどのように貢献(価値を生み出し、提供し、認められるか)をしていこうか、という顧客視点になることができます。
 
つまり、これはあなたの組織が誰のために、どのように価値を生み出して届けるのかを描いた「組織運営の設計図」であり、設計通りに組織運営が行われているかを評価する「チェックシート」とも言えましょう。
 
例えば、病院組織であれば、こんな風に表すことができます。
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さて、具体的なキャンバスの活用法は次の3段階が1セットです。
 
  1. キャンバスを模造紙やホワイトボードに描く。
  2. 9つの枠の一つを選択し、質問を投げかける。思い浮かぶ回答を、まずは個人で付箋に書き出す(2分間)。
  3. 全員で共有し、他の人の回答から得たアイディアを種にして、さらに個人で発想を絞り出す(2分間)。

 

この1セットを、9つの枠ごとに繰り返します。
 
1つの枠で約6分間、合計で54分間のミーティングで、あなたの組織運営の"全体像"が浮かび上がるのです。
 
最後の5分間で、中の付箋が少ない枠や、顧客に提供している価値について議論してみましょう。
 
正しいか正しくないかは棚に上げて、全員でキャンバスをつくってみての感想を述べ合うだけでもいいかもしれません。
 
職場のスタッフ・チームメンバー全員でキャンバスを創れば、経験や職務に関係なく、全員が鳥の眼になり、組織運営のための"全体像"を作り上げることができます。
 
さらには、複数の人の意見が、さらに個人のアイデアを引き出してくれる"共創造"を可能にするのです。
 
まずはあなたも、このキャンバスを描くために、当方が公開している解説シートをチェックしてみませんか?
 
そうは言っても、ウチの職員じゃあ、顧客とか価値とか言っても、ピンとこないよ〜という声が聞こえています(笑)。
 
いえいえ、対話が出来る関係が構築されていれば、経験や知識、職種による差は心配ありません。
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(全員がフラットに参加する対話には"ツール"が有効ですヨ)
 
当方が実際に介入している施設・法人での組織活性化事例を踏まえて、キャンバスの実施例をお見せできますよ。
 
また、院内研修や、職員さんとのコーチングでも活用している「レゴ® シリアスプレイ® メソッドを用いた対話術」も体験できます。
9/17(Thu.) @東新宿にて(あと1席:志高き介護医療職の方は、無料です) 

empathyhospital09.peatix.com

 
 

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 今朝の珈琲 @サザコーヒーEcute大宮