20週間でイノベーションが起こせる組織開発メソッド

たった20週間で、バラバラだった個人を一つに束ねビジョンを打ち出す「組織開発」プログラムの赤裸々なノンフィクションあれこれ

コミュニケーションの土壌に欠かせない共感の創り方

熱狂する職員(候補)を7人を創る方法!?[書評]

医療法人の組織活性化に効く!

 
[Sat., 24 Oct, 2015] 昨日ワールドカフェ・マスタークラスを受講。これまで何度も(少なくとも10回以上)行ってきましたが、改めてワールドカフェのスキルセットとマインドを体得できました。大切なのはSpiritとPassion。ファシリテーターではなく「ガイド」、グラウンドルールではなく「エチケット」という言葉の使い方に、ワールドカフェの哲学や歴史を垣間見ました。医療介護系で、ワールドカフェを行っている方も多いと思いますが、「本物」のお作法とマインドを知れば、きっと自分たちのやり方はもっともっと、向上できると思って頂けるはずです。喜んで共有しますので、ご一報ください。
 
 
さて、今回のチームの書棚は、職員の温度差に悩むあなたのために・・・
 
あなたの職場は、「働く喜び」を感じていますか?
もちろん、業務全てが楽しく喜びに満ちあふれているとは言いませんが・・・。
 
なぜ、喜びが重要なのか?
その背景にあるのは・・・
 
「喜び」とは、自己肯定感であります。
自己肯定感は、誰かに感謝されたり、必要とされたりする「利他」から生まれます。
 
病院組織で働く医療介護職は、ココに最大の価値を感じ、求めていますよね。
 
介護職や看護師さんに「忙しくて、大変なお仕事なのに、どうして続けられるのですか?」と聞けば、99%の方はこう言います。
 
「患者さんが満足して、ありがとうって言ってくれると、その時だけでも大変さが吹き飛びます!」
 
そうです、これこそ「働く喜び」なのです。
 
一方で、献身さだけを求めてしまうと、疲弊します。
 
組織の中で喜びが生まれ続け、感じてもらえるような仕組みが必要なのです。
 
本書から「熱狂する職員(候補)を7人創る方法」と解釈できるポイントを3つ、選んでみました。
 
  1. モチベーションの3要素とは?
  2. ビジョン浸透のためのコツ
  3. 成功の9ステップによるパートナーシップ確立
 
1)モチベーションの3要素とは?
結論から言えば「公平感」、「達成感」、そして「連帯感」です。
 
多職種で多様な立場で働く病院において、公平感はある程度、認知(資格の差のあきらめ?)がありそうですね。
 
「連帯感」についても、上手くいっている・いっていないに関わらず、感じぜざるを得ないでしょう。
 
そこで、最も重要であり、個人が気の持ちようやスキルアップによって得られるのは「達成感」です。
 
特に医療・介護職におかれましては「仕事の重要性」や「妥当性」をいかに説明するか、にかかっていますよね。
 
公平感で響く人を1人
達成感で響く人を1人、そして
連帯感で響く人を1人定めましょう。
 
 
2)ビジョン浸透のためのコツ
まずは、浸透させる側が「従業員」をしっかり意識して、全員の(内なる)声を聴いてあげましょう。
 
職員には「敬意」を持って、「自由」を尊重し「情報公開」を意識して、そして何よりも「利害を越えるビジョン」を明確にすることです。
そのために必要な要素とは・・・
 
トップ・経営層が「情熱」を失わず、
「明快な具体策」を示し、そして
「実務に落としこむ」
 
ことだと言われています。
ビジョンの明確化のために、幹部職から3人を抜擢してプロジェクト・チームを発足しましょう。
 
 
3)パートナーシップの確立
本書では9ステップに渡るプログラムで、職員が会社・組織のパートナーとなることを推奨しています。
 
中でも特に重要なステップは、「目的」「準備はOK?」「厳密に、何を求めているのか?」
これらは以前ご紹介した↓こちら↓でも強調されていましたね。

www.shinyamamoto.com

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使命/ミッションの共有
  • なぜ、それを行っているのか?
  • 誰のために?
  • 何を提供するか?
  • どんな手段で?
  • 何処で?
  • いつから始められるか?

(参考:Start Innovation with this visual toolkit

 

 
そして、パートナーシップの実践のために、管理職はどう訓練するかについての具体策が明示されています。
 
最近の組織では「生え抜きが育たない」と悩む経営者も多いようです。
一方で、もう一度組織内をよく見渡してみましょう。
 
名著ビジョナリー・カンパニーによれば、生え抜きの登用はパフォーマンスが高い(利益増、コスト減)という法則があります。
 
まずは全ての人財の可能性を検討し、また、組織の正しい文化と士気を再考してみるのです。
人事部長を巻き込みましょう。
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さぁ、これで7人の「熱狂する職員」候補が見つかりました。
彼らからアイディアを引き出し、ビジョンを創り、発信し始めましょう。
 
結論として、実は思いもよらないところから適材適所のアイディアがもたらされるかもしれませんヨ。
 
さぁ、あなたも本書から、自分達にふさわしい、新しい組織論を引き出してみませんか?
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ところで、山本伸はどうしてプロ・ファシリテーターとして独立できたのか?
その答えは「読書会」。
 
え、本を読むのとファシリテーターって、関係あるの???
はい、実は読書会といっても、本は読まないで集まるのです
 
そして、ファシリテーターが本選びから読書、そして参加者同志の対話まで、おもしろおかしく(時に無茶振りで)ガイドしていきます。
 
何よりも、ファシリテーターの醍醐味は、自身は読まなくても、参加者から次々とアイディアを頂けること!
 
さらには、参加者から熱い感想をザクザクと頂き感謝されますヨ
 
「”Read for Action”を使って、問いに対して、短時間で集中して読むことで、必死に要点を掴もうとして読んでみると、結構内容もポイントを押さえることが出来て驚きだった。」
 
さぁ、あなたもチームの集合知を自然と結集させるガイドになるためのスキルとマインドを、体得しませんか?
山本伸の「リーディングファシリテーター養成講座」
11/1(Sun.) 第8期 @名古屋(伏見駅
12/12(Sat.) 第9期 @新大阪駅すぐ
12/29(Tue.) 第10期 @東新宿駅すぐ